FX投資に「分析」を組み込んでみる


 

投資取引において、これから先の銘柄の値動きの予測をしたり、自分が仕掛ける銘柄の売買の価格や時期を決定する場合、そのレートの動きを参考にします。そしてそのレートの動向を表して図化し、見やすくしたものをチャートと言い、様々な取引業者でもたくさんの種類のチャートを用意して、顧客の予測に役立られるように準備しています。
パソコンでの取引が主流になったいまでは、そのチャートをオンラインで読み込み、自分の見やすいようにカスタマイズしていくことができるので、これを使っていかない手はありません。
この、チャートによってレートを読み解き、将来の値動きを予測していこうとする分析のしかたを「テクニカル分析」と言います。もちろん、完全に全てを予測することは極めて難しい事ですが、チャートを読み解いて分析をしていくことは、より精度の高い予測を持たらくことになります。
チャートには様々な考え方や方法論によってたくさんの種類があり、その傾向やシーンにおいて使い分けたり、数種類のチャートを参考にしていくもの良いでしょう。
数あるチャートの中でも代表的なものに「ローソク足」というものがあります。ある一定の期間を捉え、その期間内の最も高い値段、最も低い値段、期間開始の時の値段、期間終了の時の値段という、「四本値」と呼ばれる値段の点を、線で結んでローソクを作り上げます。このローソク足を、1分、30分、1時間、時には1ヶ月などと期間の幅を変えて、何本のもローソク足を図化して分析していきます。

このように、過去の価格の動きや取り引きされた量数から図表を取るチャートには、他に、1日の終値の平均を繋げていく移動平均線、移動平均線とその上下に値動きの幅を示す線を加えたボリンジャ―バンドなど、色々なものが存在し、これらを予測の判断材料として用いるのがテクニカル分析になるのです。
これらテクニカル分析は、短期間での売買取引には効果的で、数分からのごく短期間の取り引きを繰り返していくスキャルピングトレードや、1日での取り引きであるデイトレードにはこのテクニカル分析で値動きを予測していくのが良いでしょう。
これ以上の長い期間、数日間を見込むスイングトレードや数週、数か月間にわたって取り引きを行うポジショントレードなどを行う場合には、ファンダメンタル分析という別の分析方法が効果的です。
ファンダメンタル分析とは、相場レートの流れを大きくとらえ、それぞれの国家の政策や社会情勢、経済指標など参考に、全体の傾向を分析していくものになります。特にポジショントレードにおいては、2つの通貨を銘柄として扱っている場合には、その通貨間の金利差も利益として充分に考慮できるため、こうした国家や地域の社会、経済のニュースや、政府発表などが参考になるのです。
このように、様々なチャートや分析、情勢の把握などをしていくことによって、より予測の精度を上げていくのが、投資取引の一番に重要な部分となっています。これらをけっしておろそかにしないという気持ちが、より高い勝率、利益へと導いてくれるでしょう。